南山城の至宝 十一面観音をたずねて

11月6日(土)「南山城の至宝十一面観音をたずねて」終了しました。

爽やかな秋空のもと、参加者は33名のお元気な方々でした。

企画のメインは京田辺に現存する三つの貴重な十一面観音を巡ること。三山木駅から4班に分かれて出発、まずは近くの壽宝寺へ。観音像は実際に千の手と眼を持つ仏像として有名で、こんな観音様は日本に三体しかありません。

次は法雲寺へ。ご本尊の観音さまは平安時代の作で、柔らかな膨らみを持つ和様彫刻の代表例とか。今にも歩きだしそうな独特のお姿でした。

そして最後は観音寺へ。京田辺で唯一の国宝十一面観音(天平時代)。ご住職の説明で拝観、国宝を実に間近で見られることに心から感動しました。これら三つの観音像はまさに至宝でした。

またコースの途中には、のどかな田園風景あり、在所の集落の古民家(大和棟)あり、長い竹林を通る道での竹林浴あり、と歩きながらも存分に楽しめる一日でした。

観音寺ではちょうどマルシェも開催されていました。 皆さま元気に完歩されました!