京田辺市から精華町への歴史の道を辿る 〜陶芸家 河井寛次郎は何を見つめたのだろうか〜

2023年12月14日(木) 

京田辺市ふれあいハイキング「京田辺市から精華町への歴史の道を辿る 〜陶芸家 河井寛次郎は何を見つめたのだろうか〜」 終了しました。

京田辺の南部から精華町の中心部までの15キロメートルの行程を5つの神社と2つ寺を巡るちょっとハードなハイキングです。約50名の皆様と歩かせていただきました。

京田辺は佐牙神社と白山神社というこれまでも何度か訪れた神社ですが、今回初めてコースとして設定した精華町の春日神社、祝園神社、稲植神社、訪れてみるとそれぞれ歴史があり、神社の様式の違いなど盛りだくさんの見学になりました。「京田辺、精華町を訪ねてみて、寺社の多いことにびっくりします。信仰の深い地域なのですね。」と参加者の方がおっしゃってましたが、地域のみなさんが守り、祭事を続けてこられていることの素晴らしさを思わずにはいられません。

もう一つのテーマは今から80年くらい前に陶芸家河井寛次郎が足しげく精華町の釈迦の池、蓮台寺に通い続け、何を感じ、見つめていたのか。もちろん建物や釈迦の池の周りは変わっていたのかも知れないけど、池と池を囲む石垣、瓦屋根の建物、背後の雑木林の丘陵など想像を広げて参加の皆さんに思いをはせていただきました。

朝の冷え込みを忘れたかのように、冬晴れの穏やかな昼下がり、祝園駅で解散となりました。