プチ講演会「諏訪ケ原公園の樹木案内」

2023年9月12日(火)

月1回の定例会前に行われる会員によるプチ講演会報告です。

今回は我がガイド協会の牧野冨太郎! I氏より『「諏訪が原公園の樹木案内」』と題しての勉強会がありました。ガイド時の I氏の植物の説明はいつも大好評で、I氏のファンも多いのです♪


諏訪ケ原公園の地図に、樹木や植物のある場所に番号が落とし込まれている。

もちろん同じ種類のものもあるから同じ番号もたくさんある。

同じ番号の中でも、一つだけ丸がついている。それは講師推奨の見栄えのする1本である。

I氏は長年毎日のウォーク路でどこに何の木があるか知り尽くしている。

周りの景色と木の調和まで考えて推奨する1本!

その観察眼、植物愛には感服する。

また諏訪ケ原公園の植物たちの中でをの特徴をまとめあげ説明していただいた。

①この公園の中でシンボリックな木とは?!

②木々の特徴

③種々の桜の木のつながり など。 

また最後に、年間を通して植物の季節の変化を見られるような観察ガイドを提唱された。

観察(=注意深く見ることで明らかにする)は、観光(=その地の光っているものをみる)に通ずる。

観光ボランティアガイドとして、案内をする際の「解説の引出」を増やすのにも大変有意義であった。

昨今、人間都合や自然災害で消えていくことがあるのは残念なこと。

I氏は保存の会を立ち上げたいとのこと。応援したい。

余談だが

私が若かりし頃、初めてのアルバイトのお金で購入したのは牧野富太郎氏の図鑑。

観光ボランティアガイドだが、植物という「引き出し」が増えるのは

何かと感慨深い。