『継体五年冬十月筒城宮に遷す』筒城宮は何処〜京田辺はかつて都であった、探してみよう!〜
2025年10月18日(土)
「『継体五年冬十月筒城宮に遷す』筒城宮は何処〜京田辺はかつて都であった、探してみよう!〜」終了しました。
天気予報に反し出発時から細雨。
幸い傘不要程度で、心地よい涼しさの中JR大住駅を出発。
手原川沿いののどかな田舎道を歩き、
つい先日まで咲き誇っていた曼殊沙華の残骸をみて、毒花・彼岸花の話をしながら
マンボを通過。そこでレンガの積み方なども詳しく説明させていただきました。



そうこうしているうちに筒城宮第1候補地”薪堂の後”に到着。
うっかりして通り過ぎる程、なんの変哲も標識も無い、刈り入れ前の田んぼの中。ここが宮跡!
現在の姿からはあまりイメージがわかない場所ながら、近年、候補地の中で有力視されている場所なんです。
甘南備山の話などしながら薪小学校内の堀切古墳跡を通過し、京田辺市中央公民館へ。
この中にある資料室で、古墳などからの出土品をじっくり見学しました。



小雨模様の為、酒屋神社で予定していた昼食を、変更して中央公民館で済ませ、第2の候補地”興戸廃寺跡”へ向かいました。
この場所もうっかりすると見逃しそうな普通の土地ですが、説明の看板が有ります。



そして酒屋神社に立ち寄り、その後第3の候補地”観音寺”に向かいました。
その道中、秋の七草、ススキ、葛、フジバカマなどを眺めながら大御堂観音寺に到着。
京田辺唯一の国宝、十一面観音立像を一度は見てほしいと思い、そう申しあげましたら、半数以上の方々が拝観されました。
そして最後の候補地、同志社大学構内にある”筒城の宮伝承地”へ到着。
敷き詰める程転がっているどんぐりを踏みしめながら候補地「都谷」の説明をさせていただきました。
参加者の皆様の中には、歴史大好きの方が多く、深い話や質問などがあり、反対に教えて頂く事もあり、楽しい1日でした。
ご参加の皆様に少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
ご参加、ありがとうございました!
