「京田辺のお酒の神様を訪れる~大御堂 観音寺の十一面観音像(国宝)を拝観します~」
2024年10月5日(土)
『京田辺のお酒の神様を訪れる〜大御堂 観音寺の十一面観音像(国宝)を拝観します〜』終了しました。
2日前から小雨が続き天気が心配でしたが、当日は打って変わったような晴天の日を迎えました。
1班編成14名(男性7名 女性7名)の皆様で出発しました。
まずは佐牙神社です。府道に面している一の鳥居ですが、やっと歩道整備が終わり、この日は一の鳥居から二の鳥居 、本殿と続く真っすぐな参道を久しぶりに見上げることができました。
酒造と関係の深い神社と言われている『佐牙神社』の本殿は、重要文化財に指定されており、平成14年(2002年)から2年がかりで修復され、その鮮やかな朱色には厳かさが漂っています。
三山木廃寺跡を通り、日本最初外国蚕飼育旧跡碑へ。この辺りは多々羅という地名です。なぜそう呼ぶのか不思議に思っていましたが説明を聞いて納得しました。
普賢寺川沿いを歩いて大御堂観音寺へと向かう川沿いに、赤い曼珠沙華(彼岸花)が群生しており、また一部白い曼珠沙華(彼岸花)も見られ、目を楽しませてくれました。
大御堂観音寺に到着し、10名の方が拝観を希望されました。社伝と十一面観音像(国宝)についてご住職にお話いただいて、拝観された方もご満足いただけたようです。
『絵心経』(般若心経の絵文字判)が販売されていましたが、『絵心経』というものがあるのを今回初めて知りました。
その後同志社大学の裏山沿いを歩き、酒屋神社へ。こちらの神社も名の通り、お酒作りの神様でもあり酒器製造の材料(粘土)を司る神様でもあります。本殿(明治9年 1875年再建)は正面に千鳥破風・軒唐破風を持つ見事な作りで、思わず魅入ってしまいました。
終点の『鉾立の杉』に向かう途中に京都の比叡山(京の鬼門封じ)・愛宕山(火伏の神)揃って見えるビュースポットを紹介。
最後に神功皇后が新羅征伐の時に鉾を立てかけたと言われている『鉾立の杉』に予定通り12:30分に到着。
参加者の皆様は、全員無事に完歩していただきました!
ご参加ありがとうございました。