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2025年3月7日（金）管外研修「橿原市　今井町～神武天皇陵を訪れる」を実施しました！メンバー21名の参加です。

まず、橿原市観光ボランティアガイドの案内のもと、永禄年間（1560年代）に生まれた今井町を見学しました。

今井町は、一向宗と結んで織田信長と闘った歴史があり、稱念寺を中核とした寺内町で、周囲に環濠土居を築いた城塞都市で、内部の道路も見通しのきくものはなく、ほとんどが屈折させてある一風変わっているが、非常に趣のある町並です。

建物の外観は、白漆喰塗籠で定紋や旗印を入れ、虫籠窓があり落ち着きと調和のとれた町並で、我々もその素晴らしさに感激しきりでした。

今井町の西口にある「今西家」の見学（有料）は、惣年寄を務めた家で、民家というより城郭を思わせる構造です。裁判が行われたという土間、間取りの広い空間、大梁の重厚感など当時を偲ばせる素晴らしい建築物に感激しました。

同時に、説明者をしたくださった今西家方の、ウイットに富んだ流暢な話術に引き込まれたひとときでした。

今井町蘇武橋で昼食としましたが、想定していたよりも寒風が吹き、鼻水と震えを伴った食事となってしまいました。各自食事をとったあとはカフェで一息つくメンバーも。

その後、綏靖天皇陵と神武天皇陵を訪れ、広大で凜とした清々しい空間を味わいました。

全員、“見応え”を感じ、素晴らしい研修であったとの感想でした。想定外に寒かったですけどね。