お好みツアー「一休寺」part 2

2025年12月6日(土)お好みツアーガイド「一休寺」の報告です。

今回ガイドさせていただいたの、は和歌山県からバスツアーでお越しになられた「和歌山県文化財研究会なが」の30名の皆様です。

15名ずつ2班に分かれてご案内させていただきました。

方丈については、ほぼご住職が説明されるのですが、今回は特別に、4名のガイドたちが担当しました。

お客様からは口々に
「田舎の街に、こんなに立派なお寺があることに驚いた」
「お寺の素晴らしさに感動した」
「庭園が本当に美しかった」などのお声をいただきました。

残念ながら紅葉はほとんど見頃を過ぎてしまっていましたが、それでも皆さまが建物や庭園の魅力をしっかり感じ取ってくださったことに、ガイド一同嬉しく思います。


中には杖をついておられる方もいらっしゃっいました。

庫裏や方丈は今回の見学の大きなポイントなので、私(報告者)はその方の担当となって「ぜひご一緒に」とお声がけし、ゆっくりと階段を降りながらご案内しました。歩くペースが私とほぼ同じだったため、無理なく方丈内を一通り見ていただくことができたのは幸いでした。

その一方で、ゆっくり歩かれる方に合わせたため他の参加者より大幅に遅れてしまい、本堂や開山堂までは案内できたものの、全員に十分なガイドができなかったことは心残りです。集合場所のバス待機所でなんとか皆さんと合流できましたが、申し訳なさも残りました。


実は個人的には、準備段階からずっと緊張しており、2週間前から教習書や指南書を読み返し、空いた時間にはメモ作りにも励みました。前日には「これなら大丈夫」と思えたのですが、当日の朝にはすっかり頭から抜け落ちてしまったような気がして……。
それでも「覚えている範囲で、心を込めてご案内しよう」と気持ちを切り替えて臨みました。


今回もまたガイドとして多くの学びと気づきを得られた一日でした。今回の経験を次に活かしていきたいと思います。

京田辺市にお越しいただいてありがとうございました!