「モニターツアー 家康伊賀越えの道 京田辺の足跡を楽しむ」
10月26日(水) 爽やかな秋空の下、京田辺市主催のモニターツアーのガイドを行いました
参加者は市担当の他観光協会、運輸業者等の観光関連事業者の方々です。
ツアーの趣旨は来年のNHK大河ドラマが「どうする家康」に決定したことから家康の有名なエピソードの一つである伊賀越えの舞台のうち京田辺に関係するルートを追体験し、今後予想される観光需要に対応しようとするものです。
京田辺ルートは大阪枚方の尊延寺から始まります。
ただ尊延寺自体は訪れた記録がなく、尊延寺近くを通ったということのようでした。
尊延寺から甘南備山に向かう緩やかな山道をたどると、稲刈りの終わった田んぼの風景や木々の間から聞こえる小鳥のさえずりが気持ちを和ませてくれます。
甘南備山に入ると低山とはいえ本格的な山道になります。
扇池から管理道路を登り切り甘南備神社の説明をして急な下り道を経験してもらいました。
家康一行もいつ明智方の武者狩りに遭遇するかわからないので、こんな山間の裏道・峠道を辿ったのでしょう。
甘南備山からは一休寺を抜け木津川の草内(くさじ)の渡しから宇治田原へ向かったとされています。
今回は一休寺でご住職のご説明をお聞きし、一休寺と一休さんの人となりに思いをはせることもできました。
午後からは大御堂観音寺と寿宝寺の観音様を拝見し草内の渡し場まで見学して終了しました。
この日は癒される秋の一日を過ごせたと思います。
家康一行は逃避行ですからとてもそんな気分であったはずは無いですね…。